創作舞踊劇
えっ、これって日舞?…と思わず驚いてしまう方が多いのが創作舞踊劇です。月花麗人社の創作舞踊劇は、スケールの大きなテーマとダイナミックな演出で、日本舞踊の可能性を追求した作品です。ある意味、ジャンルを超えて楽しんでいただける作品になっています。
以下は過去に上演した作品群です。DVDでの鑑賞も可能です。詳しくはお問い合わせください。
かぐや〜なよたけは風にゆれて〜
「かぐや〜なよたけは風にゆれて〜」(2009年上演)
誰もが知る「竹取物語(かぐや姫)」を題材にした創作舞踊劇。時空を超えて生き続ける“心優しき鬼”「かぐや姫」と“権力の鬼”と化したフビト(藤原不比等がモデル)との鬼対鬼の対決を軸に、隼人族の海幸彦・山幸彦の悲劇が語られる。パントマイム集団SOUKIの出演も注目を集めた。
花も花なれ ~四郎幻想~
「花も花なれ ~四郎幻想~」(2007年上演)
天草四郎は実在したのか? 圧政に苦しむ庶民の夢は、悲運の人・細川ガラシャと歌舞伎の始祖・出雲の阿国を歴史の霧の中に登場させ、市井の人々の涙でつづるロマンを舞台に描いてゆく。激しい殺陣が話題を呼んだ。
まほろばの夢 SUSANO
「まほろばの夢 SUSANO」(2006年上演)
天照大神と邪馬台国の女王卑弥呼は同一人物か? 天照の弟、須佐之男の神話は何を語るのか? 古代史に描かれた平安の夢を月花麗人社が総力で謳い上げた名作。パントマイム集団SOUKIメンバーの活躍も見逃せない。更に、二胡の名手・甘建民とそのグループが参加。美しい音色で客席を魅了した。
おりひめ夢姿
「おりひめ夢姿」(2005年上演)
織姫と牽牛の恋は、実は残酷な神々へのニエであった。女神、西王母、龍王の絶対権力に翻弄されながらも時空を超えて二人の愛は天之川を渡る。中国京劇の殷秋端が参加し龍王を演じた。京劇と日舞のアンサンブルが、話題を呼んだ。
雪おんな
「雪おんな」(2004年上演)
LEIMEI -黎明-
「LEIMEI -黎明-」(2003年上演)